TOPBlogClinicNewspaper

2018年06月21日

2018年6月17日 天然歯とインプラント周囲の長期的安定を求めて

2018年6月17日にシンポジウム 天然歯とインプラント周囲の長期的安定を求めて The State of the Art -The Quest for Sustainable Stability around Teeth & Implants- が無事終了しました。

多数の歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の歯科関係者の参加のもとに盛大に開催されました。
IMG_7699.jpg

講演のタイトルスライドです。

2018.6.19 天然歯とインプラント周囲の長期的な安定を求めて.001.jpeg

前回のブログでも書きましたが、
ここで講演をするメンバーは日本でもトップクラスでなかなか集まることが難しいので殆ど奇跡的な企画でした。

なによりも今回の特異なところは、講演の順番を前日の懇親会でくじ引きで決めるというものでした。
多くのシンポジウムでは内容や相性で大体主催者が決めるものですが、今回はいかに自由度が高いかがわかります。

IMG_7750.jpg

講演中の様子です。
他の演者の気合いに後押しをされて、思う存分話すことができました。

IMG_7751.jpg

最後のディスカッションの時の様子です。
会場からも質問が出たり、演者同士でのとても質疑応答で盛り上がりました。

いつも感じることは、このような会に参加すると準備がとても大変ですが演者同士の交流や情報交換ができ私自身が一番得をしているということです。今回も私が歯科医になりたての頃に憧れた先生に『スギモっちゃん』と呼ばれて感無量です。

このような講演やシンポジウムを8月まで毎週行います。このブログでも追って報告したいと思います。





posted by スギモト歯科医院 at 16:17| 日記

2018年06月16日

“Unnatural naturalness” or “Natural unnaturalness” 「不自然な自然さ」または「自然な不自然さ」

 週末に素晴らしいメンバーと講演会を行います。
このシンポジウムの演者は日本を代表する臨床家ばかりで、
ここに名前を連ねただけでも光栄の極みです。

61_1_2.jpg

私の講演の抄録

“Unnatural naturalness” or “Natural unnaturalness”
「不自然な自然さ」または「自然な不自然さ」
 

 今回の"天然歯とインプラント周囲の長期的な安定”のためにというテーマについて考えたとき、構造的または生物学的に違うものが,それぞれが補完し調和できるような環境を作ることが主点となるのではないだろうか。この違うものが調和するという概念は,一般的な補綴治療においてもなんら変わるものではない. 補綴形態表現の一例として、シカゴ派の代表的な建築家の一人であるヘンリー・サリヴァンの言葉を引用したい.「Form follows function. (形態は機能に従う.)」この言葉で表現されるように,「機能」と「美」は決して排他的な関係でない. 余分な装飾を排して無駄のない形態や構造を追求した結果,自然にあらわれる美しさこそが「機能美」であり,「機能」と「美」との間でバランスがとれた状態であるとも言える.
 天然歯とインプラントの調和において自然である生体と不自然な人工物であるインプラントのバランスの問題とも言え,ほどよく混ざりあう状態であることが肝要なのではないだろうか.

「不自然な自然さ」または「自然な不自然さ」(Bruce Lee )
このkey wordからインプラント補綴を議論してみたい.

ここで引用している
「不自然な自然さ」または「自然な不自然さ」
という言葉は私の臨床を大きく変えるきっかけになりました。幼少期に憧れた格闘家のブルースリーが何かの番組で語っていた哲学ですが、もちろん歯科のことを語っていたわけではありません。しかし、歯科に当てはめてみても全く違和感のない考え方です。
歯科医療はまさに自然である生体に不自然である人工物を補うというものですがバランスが非常に重要です。私がライフワークとしている咬合(噛み合わせ)もこのバランスが重要で、決まりきった形がないものを求めていく哲学的な要素が大きいものです。

今後も、さらなる追求を続けていきたいと思います。

* ブルース・リー(李 小龍、Bruce Lee、リー・シャオロン、レイ・シウロン、1940年11月27日 - 1973年7月20日)は、サンフランシスコ中華街生まれの中国人、中国武術家、武道家、香港の俳優、脚本家、映画プロデューサーである。截拳道(ジークンドー)を創始したマーシャルアーティストとしても知られる。   
墓碑銘は「FOUNDER OF JEET KUNE DO」。
posted by スギモト歯科医院 at 09:54| 日記
| トップ | トピックス | 患者さまの声 | スタッフブログ | リンク集 | メディア掲載 | 採用情報 | プライバシーポリシー | サイトマップ |